2012年2月3日
凍えた東京の夜空の今夜の星はコンペイ糖のように大きい。冷えた空気が夜空を氷のように透明にしたのだろう。
とにかく寒くて仕事(絵)にならない。エッセイは喫茶店で書けるけれど、絵はそこでは描けない。このところ寒冷のため、絵は閉店休業状態だ。絵と気温はこんなに関係があるのだ。

2012年2月2日
板橋老師の本を読んでいて、34年前の坐禅の記憶がムクムクと頭をもたげてきた感じだ。何んだかんだ言っても坐禅はぼくの中に今だにズーッと生息していることに気づいた。それは頭で覚えた禅ではなく体で覚えた禅だったから忘れられないのだ。
板橋老師から紹介されて井上義衍老師の所に訪ねて、ショックを受けるシーンがぼくの本の中にあるでしょ。その井上老師に指事された時の板橋老師の修行時のことを自らくわしく書かれている。ぼくの本のあとにこの板橋老師の「息身佛」を読むと色んなことがよくわかりますよ。

拙著「坐禅は心の安楽死」(平凡社)を読んでくれた人は、最初総持寺で会った板橋老師のことを覚えてくれてますよね。その老師は後に大本山総持寺貫首、曹洞宗管長というトップの座につかれた。今思えば凄いお坊さんに指事を受けていたんだ。その老師から「息身佛」(角川SSC新書)が送られてきた。
眠り際に色々雑念が浮かぶ。それを追いかけると眼が冴えて、睡魔がやってこない。眠り際はいつも坐禅をしているようなものだ。浮かんだ雑念にあれこれ装飾しないことだ。浮かんだことのみを見つめていればその内眠る。

2012年2月1日


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