2020年05月29日
郷里の銭湯(日の出湯––今はない)に入る夢を見ると必ず風邪を引く。昨夜、「見てしまった」ヤバイ! 屋号を「千夜一夜湯」にしなさいと。サゼッションする夢だった。目覚めると同時に葛根湯を飲んで、風邪は無事パスする。

夢は時には予知してくれる。風呂の夢でいつも風邪をまぬがれている。

発信中の "WITH CORONA" は毎日牛乳が配達されるように、これからもしばらく配達します。牛乳を飲む気分で見て下さい。













油断大敵! まだまだ自粛続けます。ストイックの快感を味わうチャンス。

二次感染増えますよ。理由はわからんけど何んとなくそんな気がする。何んとなくという感覚って何においても信用できるんですよね。

2020年05月28日









2020年05月27日
昼食の食べ残しをベランダに出しておくと野鳥(未確認)が来て、米粒ひとつ残さず、きれいに始末してくれている。だけど、いつも器が消えたまま。行方不明。

バルコニーの食べ物の中に含まれている糖分を求めて地上の蟻が2階の高さまで登ってくる。蟻の超能力に驚嘆する。人間の文明は蟻に比べると、かなり劣っているとしか言えない。

こーいう時だから病院は来てくれるな、と言う。だから自分の身体は自分が主治医になって、自己診断をしているが、これが結構名医なんだよね。自分で処方して、それに従っているが、今のところ大抵、それで治っている。

神戸の「兵庫県立横尾救急病院」展が6月から再開される。詳しくは横尾忠則現代美術館にお問い合せ下さい。http://www.ytmoca.jp/













年中外出自粛の僕としては、この習慣というか習性は大いに気に入っている。人に会わない快感といってもいい。耳が聴こえないので人と話すこともない。だから外への関心より内への関心が強い。この内への関心が創作の原動力になっている。

世の中が間違っている。ああしろ、こうしろという前に、俺は? と考える。作品も社会に対するプロパガンダより、自分に対するプロパガンダの方が面白い。

2020年05月26日
今日、発売の「週刊朝日」に吉本ばななさんが「タマ、帰っておいで」の書評を書いてくれています。文を読むだけでドキドキしました。

やっと解禁されて書店も再開です。ぜひ「タマ、帰っておいで」の現物を手にとってみて下さい。でも絵は一瞬じゃなく、じっくり時間をかけて見てもらいたいんですよね。











2020年05月25日
肩や首がコルと歯が痛むといわれるが、半年以上、痛かった歯の痛みが突然消えた。すると、肩と首の痛みも取れるのでは? と思ったら、その通りになった。逆も真なりとは、このことを言う。卵が先きか鶏が先きか、どっちだっていいってことだ。

緊急事態宣言解除宣言でコロナ禍が解決したわけではない。終りの始まりだってある。むしろ、これからが正念場の歌舞伎や浄瑠璃が、そーじゃないですか。

老化と共に体力が落ちて病気になるというが、そーとも限らない。肉体的体力が落ちたために、病気の体力も落ちて、治るってこともあるってことよね。

ここ数ヶ月、歯が痛くて、治療と思ったがコロナ禍で、もうひとつ、歯医者に行く気がしなかったけれど、とことん痛くなった次の日から、ケロっと治ったような感じ。加齢と共に悪くなっても不思議じゃないのに、時間が反対に廻ったのかな。













ここ数ヶ月、歯が痛くて、治療と思ったがコロナ渦で、もうひとつ、歯医者に行く気がしなかったけれど、とことん痛くなった次の日から、ケロっと治ったような感じ。加齢と共に悪くなっても不思議じゃないのに、時間が反対に廻ったのかな。

数年前、足の親指の骨折も、何年も痛かったのに、つい数ヶ月前に治ったみたい。医者は30年から50年は治らないと言ったけれど、これもある日、スーッと痛みが取れた。

病気自体の体力が落ちたのかな? 老齢になると悪くなって当り前が、良くなるという不思議もあるんだなあ。

若い頃ヤケクソで描いていたけれど、老齢になると再びヤケクソになる。かなりヤケクソになる。そんなヤケクソの絵を描いている。人の評価を気にしている時はヤケクソになれないが、この年になると、世間の評価などどーでもよくなる。するとたまっていたヤケクソが一気に吐き出される。

足指の骨折や、歯の痛みも半ばヤケクソになっていた。それが、よかったよーだ。ヤケクソの先きに、チラッと悟りの灯が見える。そんな気がしないでもないけど。

アクリル絵具は思うようにいけるけれど、油絵具は思うようにならない。だから油絵具で描いた方がヤケクソになる。とことん下手に描ける。チンパンジーといい勝負だ。チンパンジーの描いた絵として、どこかのギャラリーが売らないかな。絶対売れると思う。

2020年05月22日








2020年05月21日
今朝起きるなり首、肩、気持ち悪くなるほど痛く、額に手をやると熱い。えれえこっちゃと向いのクリニックへ。レントゲン、心電図、血圧、採血などするが、コロナではなかった。すると、スーッと気分がよくなった。





2020年05月20日

新説 “With Corona” でマスクを展開したビジョンを今日から流します。しばらく続く予定です。

2020年05月18日
日曜日はいつも閑散としている成城の住宅街も人出(散歩者?)が多く、こういう現象はあまり見たことがない。緊急事態宣言が解除されたんだっけ? だとしても僕は相変らずアトリエに篭っている。出ろといわれても、別に出る必要もない。外に求めるものも自分の内にあるからだ。

夜、テレビで見る行楽地への大量の人出を見ていると、コロナ感染、第2波が襲ってくるのはほぼ間違いないような気がする。まあ、自分に都合のいい理屈をつけて行動するんだから、後悔はないでしょう。

2020年05月14日
だんだん絵が下手になる。実にいいことだ。下手だけど上手でなきゃ本当の下手だとはいえない。

近作は全てコロナアートだ。コロナ状況の中で描く絵は何を描いてもコロナアート。

何をやっても、私は中途半端です。その中途半端が私の取り得です。哲学です。

生まれて来た目的は? そんな目的はありません。まあ、強いていうなら真面目にならないことです。真面目にならないためには相当の修行が必要です。修行を怠ると、すぐ真面目に逆戻りしてしまいます。学歴があればあるほど、この修行は難しいです。

真の自由と快楽と遊戯は真面目の中からは生まれません。


2020年05月13日
病院大好き人間だったのに病院からドクターストップがかかって、病院に行けなくなったので、自分が自分の主治医になるしかない。だから毎日自己診断している。

自分にとって必要なものがなくなるということで自分を変えることができる。これって自己変革のチャンス。

アイフォーンで、やっと写真を撮ることを覚えた。次は、これも電話を掛けることも覚えた。以上、次は、色んなものを識べたり、することと、メールの受送信だけど、これは、まだまだ覚えられない。何もかも覚えるのに2〜3年かかりそう。

日々、どんどん忘れていくのに、どんどん覚えるなんて、非自然体だ。反文明の方が生きやすい。人間には生まれながらにある超自然的な霊力があるんだから。今までも、これで生かされて、随分助けられてきたんだから。これからも、これを武器にすれば人工的な霊力のアイフォンも必要ない。

2020年05月12日
4週間? 5週間? 外出はしない。人に会うこともない。実に快適だ。外部に気持が全く働かない。いいことだ。邪魔されなきゃ、最高。邪魔したり、されたりしないように! この歳になると放っといてもらうのが一番幸せ。

タマの本へ寄せられたSNS、片端から読ませていただいています。タマに対する愛を、そのまま、寄せていただいた方々にお返し、お贈りします。

今までエッセイや画集出しても、タマの本みたいな反応はないので、今回はただただ驚いています。もっと、ちゃんと描けばなんて、ことも考えたりして。

うちのカミさんが今いるおでんに、「あなたも描いてもらいなさい」と言うけれど、「死なないと描いてやらない」とおでんに話すと、心なしか寂しそうな顔をする。というより、こっちが先きに死ぬので、特例で、生きている内に、「おでん、お先きに、さよなら」という題で描いてあげるよ。

タマの本のことだけど、アマゾンでもネット書店でも売切だったという方、アートプラネット・ワイには少しあるんじゃないかな(自信ないけど)とにかく先週末、三刷が始まったようなので、少し待って下さい! あとは再開した書店を探して……。

若い作家がアポなしで、突然アトリエへ。持参した自前の飲食品を食って帰る(他の理由をつけて帰ってもらう)。外出自粛期間中の状況判断無視、社会的モラルの礼儀礼節の欠如。こちらは80代のリスクの高い高齢者。ちょっと考えろよな。

2020年05月11日
「タマ、帰っておいで」は アートプラネット・ワイのオンラインショップtadanoriyokoo.jp/product/1564でサイン入り本を販売しています。

2020年05月08日
自粛する人、しない人。マダラ模様を作りながらダラダラとコロナを長引かせるのだろうなあ。ダラダラ現象になると収束は見えなくなりそう。

それにしても、岩手県の感染者0は驚異的。岩手県民の性格かな? きっといい性格の方が多いのかもね。

地方の書店はお店が開いているので、「タマ、帰っておいで」は現物を見てもらえると思う。書店で買えないといって、アートプラネット・ワイのネットへの注文が多いのですが、発送が間に合わなく、大変ご迷惑をお掛けしているようです。GW中は、約400冊サインしましたが、来週にはお届けできるそーです。

たまたま、ネットでこんな書評を見つけました。「嫌われる勇気」という、大ベストセラーの著者、古賀史健さんは「何十年に一冊の本」と書いて下さった。また、医師の稲葉俊郎先生も「なんだか泣けてしょうがない本」と誉めていただいています。どうぞ先生方のネットを開いて下さい。

2020年05月07日
毎日がGWだから、いつ始まって、いつ終ったか実感ゼロだ。尚今月いっぱい緊急事態宣言延長とか、いちいち言われなくとも、自分の直感に従って自分で必要なことは実行いたします。

コロナ事件で見えない政治が見えてきたけれど、逆に見えないことも多くなった。

2020年05月06日
ある二ヶ所の禅寺で幽霊を見た。修行に来ていた人の霊らしい。こんな人だったと老師に語ると、「ああ、死んじゃったけど、あの人だ、死んでも坐禅してるんですね」と。こんな話はちっとも珍らしくない。

2020年05月05日
禅寺では朝4時頃から坐禅、昼間も坐禅、その合間に作務(掃除)。坐っているか動いているかの一日。しゃべることはほとんどない。

おしゃべりの人は苦痛だろうね。そーいう人の修行はしゃべらないことだ。

坐禅寺に少しでも身体がゆれると警策(薄い板の棒)が肩にバシッと入る。痛いけど気持いい。

2020年05月04日
僕が禅を始めたのは1967〜8年頃。アメリカへ行くと、禅がブームだったから向こうのインテリは日本人なら誰でも禅を知っていると思って禅の話ばっかりされて困った。そんなわけで禅寺に参禅することになった。

2020年05月03日
外出しないで、アトリエのソファーで横になって週刊誌なんか読んだり、文学、哲学、思想をマンガにした本を読んでいると、頭の中につまっているどーでもいいものが、どんどん出ていく。

そしてスカスカ、カスカスに頭の中が空洞になる。その時閃くのが間違いないことだ。

このGWを利用して禅寺に参禅するのも。ひとつの手じゃないかな。やってみたら。

2020年05月02日
本を読むなり何かを整理するなり、掃除するなり、たまっていることを片付けるとか。結構あるんじゃないかな。

ぼくはGWは逆に絵も描きたくない。無為な時間を無駄に過ごすのも、頭の中が空っぽになっていいんじゃないかと思うけど。

日頃、考え過ぎる人は、GWぐらいはボンヤリ考えないのも手じゃないかね。

2020年05月01日
連休外出禁止要請を残念に思わないで、この休みを家でうまく利用しましょう。ぼくのように、ほとんど年中、外出しない人もいるんだから。なにもしないということは想像力を高めるチャンスです。そして何かを身体の中にじっくり、ためるチャンスです。

ここ10年は毎年GWはアトリエに篭ったままだ。だから、明日からGWだといっても、別にどこにも行きたくない。アトリエの近くを散歩する程度だ。GWは遠出ができないで嘆いている人に家で何かするのもいいですよといいたい。



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