2015年03月30日
ぼくの未来は過去にあると言い続けていたが、過去は過去、未来は未来、人は過去にも未来にも存在しない。やっぱりたった今だが、その今は過去と未来という時間軸をはずして、平面化された空間に同居しているもの。だから、ぼくの未来は、あってないもの。それを表現するのが絵画。

2015年03月27日
「ぼくなりの遊び方、行き方」が書店で少なくなっていたら、次の日どさっと増えていた。「売れているんだ」と思った。寺山修司は本が出ると書店で人が買うのも離れたところから睨んで、念力で買わせていた(笑)。三島さんの映画「愛国」を上映している映画館を三島さんはハシゴした。お金ではなく、やっぱり気になるのよね。

「遊び方、行き方」は「遊行」の意味です。「遊行」とはまあ人生の終局に悟りを求めて旅するってことかな。

自著を読んでいて、60〜80年は最高に面白い時代だった。そしてこの時代をうんと面白くしようと努めた。そしてその通りになっていった。今の時代はどうなんだろうと、時代にまかせるのではなく、自分を面白くすれば、周囲が面白くなっていったよね。

2015年03月19日
武蔵美でアーカイブの全資料をデータ化してもらうことになった。ダンボールで1,000箱(われながら、驚異&恐怖!)トラックで運んだけど、2回に分けることになった。神戸の美術館の学芸課長山本さん大喜び。向こう10年〜50年〜100年の展覧会分大丈夫?

2015年03月17日
春一番、無風、アトリエのベランダで日向ぼっこ。気のせいか、頭痛。血圧、体温は異常なし。春は変化の季節です。

2015年03月13日
神戸のぼくの美術館で目下「大涅槃」展が開催されていますが、これが好評で美術館側は大喜び。ぼくの涅槃のコレクション600体、その他涅槃(オダリスクも含む)を描いた日本、ヨーロッパの近代絵画と仏画、浮世絵なども同時に展示されています。勿論ぼくのも。

8ヶ月振りで霊猫タマのひと声で深夜目を覚ます。姿はどこにもない。

2015年03月19日
武蔵美でアーカイブの全資料をデータ化してもらうことになった。ダンボールで1,000箱(われながら、驚異&恐怖!)トラックで運んだけど、2回に分けることになった。神戸の美術館の学芸課長山本さん大喜び。向こう10年〜50年〜100年の展覧会分大丈夫?

2015年03月17日
春一番、無風、アトリエのベランダで日向ぼっこ。気のせいか、頭痛。血圧、体温は異常なし。春は変化の季節です。

2015年03月13日
神戸のぼくの美術館で目下「大涅槃」展が開催されていますが、これが好評で美術館側は大喜び。ぼくの涅槃のコレクション600体、その他涅槃(オダリスクも含む)を描いた日本、ヨーロッパの近代絵画と仏画、浮世絵なども同時に展示されています。勿論ぼくのも。

8ヶ月振りで霊猫タマのひと声で深夜目を覚ます。姿はどこにもない。

2015年03月11日
ぼくなりの遊び方、行き方/横尾忠則自伝」(ちくま文庫)が出ました。1960年〜1985年の時代は面白かった。その面白い時代の中で遊んで、行っちゃった! だからこの本も面白くなきゃおかしい。ぼくの時代の黄金時代でルネサンスだった。

もう一度帰りたい時代は60〜80年代、つまり「自伝」で生きた時代だ。そして少年時代だ。それ以外の時代で面白かった時代はないね。

これから死ぬまでの時代が面白いはずがないので自分で面白くするしかないなあ。そして笑いながら死ぬ。これしかないよね。

ぼくなりの遊び方、行き方」はデザイナーになって神戸から東京に出てくる日から80年の画家転向して5年までは時代も激動だったけど、ぼく個人も激動だった。毎日が変化して目新しいものにぶつかりながら、先きのことなど考えないで遊んで描いた行動だけが頼りになっていた。

2015年03月09日
ちくま文庫で「ぼくなりの遊び方、行き方」という自伝が出ます。都内は10日、地方は12日頃に書店に並ぶんじゃないかな。激動の60年代から画家転向の4年後位までの自伝です。何んだかこの間時代をヘトヘトに駆け巡ってます。

「文藝」で小説家2人、保坂和志さん、磯崎憲一郎さんと3人の鼎談の連載が始まります。文学特有の難解な話はゼロ。日常の奥の方に話は入っていきます。

2015年03月06日
ゴダールとアラン・レネの2本の映画を見た。60年代が遠くなりにけり、とは思わなかった。むしろぼくの中の現代が60年代だった。

3Dのゴダール映画は映画で彫刻を作ろうとしたように思った。レネはラストの棺桶の中に自分自身が入ればよかった。

2015年03月03日
久し振りで制作モードに入っています。秋のニューヨーク個展に向けてです。ちょっと変な感じの作品になりそうです。日時が決まればNYの方、ぜひぜひ。


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