YOKOO'S VISION - 横尾忠則の日記 -

2026年07月

イギリスのテームズ & ハドソン社から500ページの豪華版が出版されるが、ヨーロッパ、アメリカが先行発売。日本版は来年になる予定。片手では重くて持てません。購入方法はそのうちにお知らせします。

自伝「未完で」の本が重版と共に出ています。このところ10数年間に日記を3冊(日本経済新聞出版社/文藝春秋/実業之日本社)出していますが、考えてみればこれらの日記は自伝なんですよね。https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

非常に克明に語った自伝です。日記として読まないで自伝として読んでもらうと、また違った読み方ができるかも知れません。日記は今も毎週「週刊読書人」という新聞(書店販売又は直接)に連載しています。ON TIMEで読んでみて下さい。

ぼくの場合、絵もエッセイも全て日記で、自伝です。自伝を語るために生まれてきたのではないかと思うほど、毎日の自分を語っています。またそれが生きるための手段になっています。

絵を描くのもエッセイも、人と話すのも相撲を見るのも大リーグを見るのも全部、日記と自伝です。どれもひとごとではなく自分ごとです。大谷も安青錦も自分の自伝の一部です。https://www.tadanoriyokoo.com/

パルコでの「はじめての90歳!」展がそろそろ終るのでか、沢山の人が入っているそうだ。本やグッズも並んでいるそうだ。90歳で90点のポスターが並んでるらしい。らしいというのは聞いた話で作者は出向いていないので、うわさだけ。
https://shibuya.parco.jp/event/detail/?id=8810

そのうわさが、うわさを呼んで、うわさ通りの大好評だという本、グッズの他にポスターも販売しているとか、これもうわさで見ていません。

アートプラネット・ワイに本の注文が多く、毎日サインをさせられている。「運命まかせ」(新潮新書)に続いて「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」も重版ができたそーです。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2101
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

相変わらず強いのが「タマ、帰っておいで」で超ロングセラー。その内この間死んだおでんの本も描こうかなと思っているけれど他の絵の制作が忙しくて。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1564

絵を描いて病気になって、また病気は絵を描くことで治る。変な悪循環。

このところ海外の展覧会や出版が文字通り殺到していて、心はここ(日本)にあらず状態です

リアルサウンドという人気のWEBサイトで凄い熱い書評が出ました、と「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」という本は「横尾忠則がいなかったら、日本はどんな淋しい国になるだろう」と心底思える一冊で、読めば必ず元気をもらえる一冊と評されていると。

元気が落ちている僕も、「じゃ、読んでみるか!」と勇気づけられた、といえば爆笑を買うだろうな。爆笑を買う前に、この本を買うといいらしい。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

昔、書いた本だから忘れていたけど読んでみると、結構、途中で止められなくなりました。それにしても、次から次へと有名人のオンパレードで、この頃ぼくは世界中を駆け巡っていたようです。

そして、どういう訳か行く先々で有名人に会っちゃうんだな。ダリとかウォーホルは別として、ジョン・レノンやジャスパー・ジョーンズや、デビッド・ボウイやドノバンとか、ヘンリー・ミラーとかアラン・ロブグリエとか、ジェーン・フォンダとかさ。アート界の大御所と片端から会えたのはなぜかな。求めて会ったんじゃなく、自然に会えちゃうんだよな。

ぼくは能動的な人間ではなく、受動的な人間だから、いつもジーッとしているだけで、なぜか相手と出会う変な星の生まれなのかな。つまり運命と争わない、運命に従うだけなんだよね。

この本は台湾でも出版されていて、台湾の純文学部門で最高賞をもらっているんですよね。自伝だけど純文学なんだよね。日本では何もくれなかったけどね。
https://www.tadanoriyokoo.com/

「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ: 横尾忠則自伝」が発売18日目で重版が決まったとい報告を今日受けました。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

最初は1995年に「横尾忠則自伝」その後「波乱へ」さらにその後は「ぼくなりの遊び方、行き方」というタイトルで3度も出版されたのに、初版止まり。今回は驚くほど早いスピードで重版が決定。広告も出てない。書評も鹿島茂氏のみ。なのになんで?今の時代にあったのかな?

台湾で純文学賞を獲った本だからかな?今、本書の英文翻訳に興味を持つアメリカでも検討中とか。

この本の前半、つまり0歳から結婚する21歳までの自伝も秋頃から、ある文芸誌に連載が決まりました。またご報告しますが、この20年近い10代の生活の中で、その後の今日までの生き方の人格が決定したという話を綴ります。ぜひ雑誌で読んで下さい。もちろん来年には単行本化されると思います。

The painting shown here [Motorcycle] is an acrylic painting from 1966. It was one of more than a dozen paintings of women I painted that year. Purchased by an American couple at Nantenshi Gallery in Tokyo, its whereabouts have been unknown ever since.

It is likely still in the U.S. If you have seen this work or know who owns it, please contact Benda Gallery, New York (Email: info@albertzbenda.com, Phone: +1 212 244 2579). I have searched for it in the U.S. for several years, but it may now be elsewhere.

朝日新聞に美輪明宏さんの追悼文を書いたけれど、生前、美輪さんが僕に書いてもらうよう、遺言(?)していたらしい。そんなことを知っていたら書けなかったかも知れない。

このあと何冊かビジュアル本の計画があるけれど、出来るのかな?でも残しておきたい本なんだけれど。

ドラクロアとデュシャンの合体シリーズを遺書のつもりで描いているけれど、ニューヨークのギャラリーで発表する(来年)作品も遺書っぽい。まあ、全ての絵が遺書みたいなものだけれど。

2、3年後に個展が決まっている美術館の作品も年内にスタートすることになるけれど、人生のドタン場に海外の個展や出版が集中しているのはぼくの年齢(90歳)と無関係ではなさそう。今の内に働かせようという魂胆かな。

北斎が90歳の時、あと10年寿命を与えてくれれば、宇宙の神秘が描けるのにという言葉にあやかりたいけどねぇ。結局北斎も10年も延命できなかった。

佐藤愛子さんの「90歳。何かめでたい」は面白いけどワッハッハッですますんじゃなく、実践しなきゃ、本を読んだことにはならない。まあ人格から改造する必要があるけれど。

今週の「週刊文春」の読書日記にフランス文学者の鹿島茂さんの私の自伝「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」の書評で「ありとあらゆる自伝を読んでみたが、これほど不思議なテイストの本はめったにないと確信した」と評されました。


「この自伝と比較しうるものがあるとすればフランツ・カフカのテクストだろうか」云々と書いて下さっています。また「幽体離脱的シニフィアンに貫かれた自伝としては本書が唯一無二のものなのである」とぜひ確かめて下さい。

まだ未読の方はぜひ手にとって読んでみて下さい。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

アートプラネットへのオファーNo1は「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」。この本は僕がグラフィックデザイナーとしてメチャクチャに生きた時代の記録です。時代は変りましたが、ここに登場する僕は21歳から49歳まで、世界中飛び廻っていました。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106

そしてデザイナーが45歳で画家に転向するハチャメチャの行動の連続です。アングラ時代の日本とアメリカのサイケデリックとポップアート時代です。とにかくアメリカが最高の時代にニューヨークを駆け廻っていました。そんな空気を感じて下さい。

今、この自伝の前篇0歳から21歳までに、人格がほぼ決定して、その後の運命にまかせて生きる基本的条件を確立した話を中心に書こうかなと思っています。

同時に画家に転向して今日までの40年間も記録しておく必要があるかなと考えています

パリの新カルティエ現代美術財団の美術館が大人気とのこと。ここに120〜130点の世界の芸術家の肖像画を展示しています。目下パリの目玉展です。この肖像画を見た他国の美術館からもオファが来ています。パリへ旅行される人はぜひ見てきて下さい。

イギリスから3冊の豪華画集が秋頃に出て、その日本版も年内か年始に出る予定。

ドイツのベルリンのポスター個展の1000点収録のカタログはもう見ましたか。超重量級のカタログで、日本ではアートプラネット・ワイで臨時販売しています。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2098

秋にはニューヨークのギャラリーで小品展のグループショーに参加の予定です。

今年も半分過ぎて、アッという間に終りそうです。体力があれば海外へ行くことになるのですが、長距離旅行は不可能です。もう10年若けりゃね。といいながら70代も80代も海外へはほとんど行かなかったですね。

今は皆んな日本に来てくれたり、リモートやメールで打合せができるから便利良すぎて、動かなくなりました。