2026年08月
お待たせしました。自伝「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」(春陽堂書店)あゝ、長ったらしい題名! 重版が出ました。書店にない場合はアマゾンへ。またはアートプラネット・ワイのHPへ。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/2106
当初出版した時は初版品切で終ったが、その後、2度ばかり題名を変えて出しましたが、台湾で文壇賞など獲って、急に出始めました。「面白い、面白い」という感想が寄せられていますが、あの60年代〜80年代そのものが面白い時代だったのです。
この時代を駆け抜けた自分を今見ると、本当になんでもありの面白い時代だったことを今さらのように実感しています。
次から次と世界のアーティストと出会って、そこからまた、何かが生まれ、イケイケドンドンになっていく話で、今読んで「若かったんだなあ」と思います。
とにかく、考えない生き方を通しています。今の若い人は考え過ぎて、逆に身動きがとれてません。若さの特権、考えないで、行動していたから時代がまた味方をしてくれたのです。
時代を味方にすれば、何んだってやれます。向こうみずの生き方の自伝です。

「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」(あゝ長いタイトル!)が8月1日にやっと重版ができました。本書は台湾で文学賞を貰っていますが、目下英語圏の出版を考えてくれている人がいます。
他にエドワード・ゴメスさん(美術評論家)が目下美術論的伝記を執筆中です。日本語版もでます。
またイギリスの同じく美術評論家が画集「YOKOO TADANORI」の監修に続いて、人物を通して美術を語る対話本を計画しています。
さらにチェコの女性美術評論家のマルタ・シルベストロバさんも評論集を計画しています。どこか日本版を出したい出版社はいませんかね。
何んだか海外の出版ばかりでスミマセン。ぼくの著書というより、第三者の著書です。自分が一番読みたいかな?
目下「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」の前編に当る0歳から21歳までの自伝の執筆を始めました。
パルコの「はじめての90歳」展にご来訪の1万人の方達の1067人がカードに絵入りのメッセージを描いていただいたのを全部読みました。ほぼ日のウェブ上に届いた186件も読みました。疲れたわりに元気がでました。
また渋谷から成城のアトリエまでほぼ日のスタッフ10人以上がパルコ展を記念して、タスキ掛けで駅伝で走り切って、この酷暑の中よくも熱中症にならなかったもんだとびっくりしました。

尾上右近さんの研の會のファイナルポスターを描きました。

自伝「未完で生まれて未完で生きて、未完で死ぬ」最初の部分(0〜21歳)を書き始めました。過去の記憶はまあまあ健在だけれど、近い記憶、それに言葉がどんどん忘れてしまって、中学生程度の文章になって、困っています。
歳と共に生活が複雑化していきます。極力シンプルに、シンプルにするようにしていますが、身体自体が複雑化するんですよね。
シンプルの究極はやっぱり何もしない、何も考えないことです。ふと昔取ったキネズカの禅のスタディを思い出します。