2023年11月29日
近著「老いと創造」というタイトルだけれど、別に老いや創造について語っているわけではない。人生相談を受けた本で、非常に現実的な本です。

子供の頃から本が大嫌いだった。読み始めたのは45才位からだ。そんなことを書いた「言葉を離れる」という本が意外に売れている。
https://www.tadanoriyokoo.jp/product/1662

午前中より、やや夕方の方が少し見やすくなるようです。チケットを買うために少し並ぶかも。とにかくグッズの種類が大量、これは見るだけでも面白い。ぼくも買いたいものが沢山ある。あとで買おう!https://tsumugu.yomiuri.co.jp/kanzanhyakutoku/

昨日、上野の東京国立博物館での個展「寒山百得」展を12月3日最終日をひかえて、見に行った。久し振りで公園内や会場を歩いたせいか疲れたが観ている人は皆んな元気に見えた。学芸員の方がいうように観客の表情が柔らかいのが驚きだそうだ。

2023年11月22日
「ほぼ日刊イトイ新聞」に南伸坊さんと伊野孝行さんの2人の東博の「寒山百得」展の見物対談が出ています。ぜひ購読の上、上野の東博に駆けつけて下さい。あと2週間で終ります。https://www.1101.com/n/s/kanzanhyakutoku/2023-11-22.html

2023年11月21日
だけどこの本の中の他人の悩みは自分の悩みであることがわかります。人の悩みに答えることは自分の悩みに答えることでもあります。こんなに多くの悩みがあることをこの本で知るのも面白いですよ。

一度、自分の悩みを書き出してみては如何ですか。そしてその悩みを他人事として、相談に乗ってみては如何ですか。きっと、答えがでてきます。

自分にはない悩み。人にはない自分の悩み。結局は社会の悩みに人は振り廻されているということが、人生相談になったというわけです。

「ヘェー、こんなことに悩むのか?」というような相談ばかりで、こーいう人の悩みの背景に社会と時代が見えてくるんですね。

今度「老いと創造」(講談社現代新書)という人生相談を集めた本を出しました。人の悩みの相談に乗るタイプではないのに、編集者にそそのかされて、やってみたら結構、人や世の中が見えてきて、面白かったですね。


寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」は復刻版なので大変高価な本になったようです。それでも「買うぞ!」という寺山ファンにとっては必読の書です。本体は当時のままで、値段はビニールカバーに印刷されているそーです。

2023年11月20日
東博の寒山百得展があと半月になった。東京では最後です。カタログはアートプラネット・ワイで販売(サイン入り)していますが、現物とは比較になりませんよ。

1967年に出た寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」という本が66年振りに復刻版(当時のまま)で出た。この本の装幀、レイアウト、イラストを担当している。特別にアートプラネット・ワイからサイン入りで販売することになった。

2023年11月16日
ショップの人が多くて買えなかったという人がいるみたいですが、買物はゆっくりして下さい。でも商品数が多いみたいですね。ぼくはまだ見ていないけれど。

この間の高田純次さんの「じゅん散歩」の番組が結構長くて面白かったけれど、見ました?

今週になって「寒山百得」展、急に1日、1000人増えたそーです。会期が1ヶ月切りましたからね。後半ギリギリになると見れなくなるので、できるだけ早い方がいいかな? その内、僕も見に行こうかな?

2023年11月13日
いよいよ一ヶ月を切りました。12月3日までですが、気がついたら終っていたということもあります。ぜひ見ていただきたいですね。次の展覧会(2025年)にもつながりますので……。

東博の寒山百得展に、東博の人も驚くほど西洋人が多く、中にはこの展覧会を見るために来日したという人がいるということを知りました。ぜひ外国人の目になってこの展覧会を見て下さい。違って見えるかもしれません。

2023年11月12日
11月13日(月)午前9:55 - 10:25 テレビ朝日『じゅん散歩』で東京国立博物館で開催中の「横尾忠則 寒山百得」展が紹介されます。

2023年11月10日
13日の読売新聞の夕刊で「レジェンド」で大きく紹介されます。念のために。

この間のNHKのBSの1時間番組で寒山百得と制作風景をたっぷり見せてくれました。見てくれました??

NHKテレビの日曜美術館のアートシーンの特別篇で15分放映してくれています。明後日の日曜、夜8時45分からの日曜美術館です。

芸術新潮(発売中)に浅田彰さんが面白い力作批評を書いていただいています。椹木野衣さん(読売新聞)、山下裕二さん(週刊読書人)、平野啓一郎さん(間もなく出る美術の窓)などに批評がでています。

やっぱり、テレビの2本の番組のせいか、観客が増えたと東博から連絡がありました。来月の3日まで(だったかな?)なので、今月中にぜひ。後になると混むかも。

2023年11月08日
11月12日(日)午後8:45 - 9:00 NHK Eテレ『日曜美術館アートシーン』(再放送)で東京国立博物館で開催中の「横尾忠則 寒山百得」展が紹介されます。

11月13日(月)午前9:55 - 10:25 テレビ朝日『じゅん散歩』で東京国立博物館で開催中の「横尾忠則 寒山百得」展が紹介されます。

2023年11月07日
天皇からNHKテレビの「いだてん」の僕の描いたロゴのお話をされてびっくりしてしまいました。「寒山百得」展もご存知のご様子でした。帰路都心にバスで出た時、逆に現代の東京の夜景にびっくりしてしまいました。

皇居の内部は物凄い建物と庭園で古典と現代が融合していました。気持ちのいい風景でした。絵に描けるかな?

昨日、皇居で、天皇、皇后両陛下にお会いしてきました。まるでアストラル体のように透明な感じを受けました。われわれはほとんど不透明ですからね。

まあ、人間は全て死にます(生物も)。だから死ぬことを知っている人が読んでくれているんですよね。死は特別のものでも、なんでもなく、生きていることと同じです。

「タマ、帰っておいで」は目下7刷、ロングセラーになりました。今日も20冊ほどサインをしました。それから「死後を生きる生き方」が毎日えらく出ていて、サインに追われています。若い人も読んでくれているんですよね。

2023年11月02日
11月6日(月)23:00 - 0:00 NHK BS4K / BSプレミアムで『横尾忠則 聖者を描く「寒山拾得」の世界』が放送されます。

11月5日(日)午前9:45 - 10:00 NHK Eテレ『日曜美術館アートシーン』で東京国立博物館で開催中の「横尾忠則 寒山百得」展が紹介されます。https://www.nhk.jp/p/nichibi-arts/ts/Y65QYVJR8L/episode/te/3K3QP4PX6Y/

2023年11月01日
いよいよ「寒山百得」展が1ヶ月少しになりました。ギリギリに行くと見れなくなりますので、なるべく早めに!

今、ニューヨークのコレクターから頼まれている、大谷翔平の2刀流の絵を描き上げました。アメリカ人は大谷が日本人以上に好きなんですよね。

そーいうと外国人のコレクターが展示作品を買いたいと言ってきています。このシリーズはこのままキープしておきたいので、歯抜けにはしたくないんですよね。

東博の「寒山百得」展にはとにかく外国人が多いそうです。入場者の割合いが1割を超えていて、通常の東博の入場者はその半分以下だそうです。きっとスマホなんかの口コミで、在日の外国人がどんどん増えているようで、見に行った人が、皆「外国人が多い」と口々に言っています。



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