2019年11月21日
近くの中華料理店が、いつもスポーツ紙をぼくのために取ってくれて、自然にスポーツと芸能の情報が頭に入ってしまいます。ストレス解消には最適です。
また、週刊誌も2紙送ってくれるので、こちらはスキャンダルばかり。世の中がよく見えます。
前にも書いたけれど、週刊誌のスキャンダルは仏教です。何故? 自業自得、因果応報を現実的に見せてくれますからね。
体調はほぼ回復。まだ都心にはほとんど行けません。都心拒否者です。
まあ都心拒否者はここ、20年位そうですが、「とじ込もり老人」も悪くないです。
83才老人は、新しいこと、人の意見、人の思想(考え)には全く興味ないです。何か知りたいなんてことも興味ないですね。
耳が聴こえないこと、眼が悪いことが、外部の雑音を拒否してくれます。
ツイッターでしゃべりますが、読むことはないです。失礼!
2019年11月15日
週刊朝日で瀬戸内寂聴さんと往復書簡の連載をしています。お互いに好きなことをしゃべっています。瀬戸内さんは97才です。頭は実に若くて記憶力がすごい。
2019年11月12日
この間山谷初男さんが亡くなりました。いつか東京駅で声を掛けられて、山谷さんはぼくの家の隣りに住んでいるといわれびっくりしました。それからすぐ引越されたために交友を結ぶまでにはなりませんでした。
インフルエンザが去年の5倍流行しているとか、あわてて接種をしました。老齢者には風邪が一番恐ろしいです。
世田谷美術館の酒井忠康館長が「横尾忠則さんへの手紙」(光村図書出版)を出版されました。今まで機会ある度に書いていただいた作家、作品論です。読みやすくて面白いです。
2019年11月01日
タマ(猫)の肖像を100点と思ったが70点位でヘトヘト。タマは数年前に死んだわが家の猫で、レクイエムとして描いた。
最初はただレクイエムとして描いたけれど、いつの間にか、本にしませんか、展示しませんか、という話になってきた。すると筆はピタッと止まる。それまでは作品意識がなかったから、描けた。
絵には目的を持たない方が、やっていて楽しい。それが目的のためになると、絵は自分から離れていく。
でも批評家は目的意識のないものより、ある方が評価が高い。なぜだと思いますか。