5月31日
marikoさん
え?「ひらめきに助けられているような気がします」だって?誰にも助けられていません。あなた自身がそうしているのです。神秘に流されないように!
BULUchanさん
「インドへ」(文春文庫)は21年間のロングセラーで、今年今年17版が出ました。21年前のインドも今もそんなに変わっていません。インドへ行くなら、あれこれ考えないで思いついた時にでも気軽に行って下さい。
5月30日
ばりこさん
美術に詳しくなる必要はないけれど興味を持って下さい。あなたの人生に間違いなくプラスになります。世界観がかわり、時には運命さえ好転します。「素人」だといってしまえば済んでしまうのはコンプレックスを生むだけです。
りーさん
先日の大阪サントリーミュージアムのトークショーに来ていただいていたのですね。関西に帰ると関西弁が出ますね。また鳳蘭さんも関西出身だからね。関西弁でしゃべるとどうしても本音が出て、気分爽快です。また展覧会ぜひ見て下さい。その時はホームページで通知します。
AGSさん
あなたが「絵師」なら自我は大いに関係ありますよ。「自我」の意味が分からないって?まあ辞書でも引いて下さい。
chieさん
内面なんて考えない方がいいですよ。絵を描く時そんな内面なんて邪魔になるだけ。まして内面の表現なんてする必要がないですからね。形あるものを描けばいいです。
ひとみさん
さあ宮崎へ何で行こうか?本当は新幹線が大好きなので、博多で一泊もいいかなと思っています。その後バスですか?悪くないですね。飛行機じゃ旅行気分が味わえないから、嫌いなんですよ。如何にもお仕事という感じですね。
5月29日
ぼくはコーヒーはあんまり飲まない方なんですよね。でもその昔柴田錬三郎さんと高輪プリンスホテルで一年間「うろつき夜太」という小説の挿絵の仕事でカンズメになっている時、シャトレーヌというティールームでは毎回柴錬さんをマネただけで、二人のカンズメの終了と共にコーヒー党は紅茶党に戻りました。この間パリに行った時はどこへ行ってもエスプレッソが大流行でそれ以外のコーヒーを飲んでいる人は一人も(本当に)いませんでした。
昨日糸井重里さんが遊びに来て5時間濃密な雑談を交わしました。ただの雑談っていうのは好きじゃないんです。無駄な時間を過ごすのが惜しいからです。人に会うということはお互いに「変わる」予感がない限り意味がないからです。
5月27日
大阪のサントリーミュージアムで400人の観衆の前で鳳蘭さんと対談する。彼女とは4回会っている。最近は1ヶ月少し前なのに、ぼくとは初対面だと思っている。これにはまいったね。なんて物忘れの激しい人でしょう。まあなんていい性格でしょう。でも、会うと旧知の友人に早変わり。自分は女性じゃなくて除性とおっしゃる。つまり性を捨てたそうだ。まあ女性でもない男性でもあるし、その両方でもある。という永遠のタカラジェンヌで結構していなきゃ今でも宝塚の舞台に立っていたかもという。全身全霊宝塚一色の人で宝塚を退団した時、森羅万象が自分にそっぽ向いたそうだ。でも彼女のいいところは、自分が好きで好きでたまらない。自分を抱きしめてやりたいほど自分を愛しているという万に一人いるかいないかの人生の極人。達人。久々に新しい友人を持てました。
5月26日
考えてもわからないことって随分多い。それでも考えようとする。それはぼくも同じだけど、そんな時は先ずやってみるしかない。結果はどうあれ、やってみるしかないじゃないですか。上手くいくなんて保証などないわけだから、結果を考えるとその答えが返ってくるまで待つしかない。待って答えが返るとも限らない。絵を描いている時にはこういうことにしょっちゅうぶつかる。その時に必要なのはダメもとでまず描くことです。上手くいかない箇所をいじくり廻すより、一層のこと消しちゃった方が早い。下手に考える時間を与えない方がいいと思う。ピカソの作品は考える余地など与えていないことが多い。取り合えずやってみることです。それがダメならまた次の絵を描く。その連続が2万点とも3万点ともいう数の作品を制作したわけです。失敗と結果を恐れない勇気を持てば目の前が開くものです。ぼくはそう信じています。失敗作を沢山作ることも才能だと思えば恐いことなんてないですよね。
5月24日
久し振りの関西旅行です。新幹線は旅行気分になれます。読書をしたり、食べたり、飲んだり、眠ったり、車窓を眺めたり、思索したり、書いたりで解放気分にしてくれます。目的は水曜日にサントリー・ミュージアムで開催中の「夢見るタカラヅカ」展で元宝塚のトップスターの鳳蘭さんとのトークショーに出演するためです。彼女は10年間トップスターに君臨した人で、きっと控えの二番手、三番手はトップになりそこなったのではと思うのですが、その辺を聞いてみましょう。
5月20日
Chieさん
創作では衝動は大事です。最初から言葉や概念だけでは作れません。最初に閃きありです。次はそれに対して理性が働きます。理性はバカにできないと思います。
hitomiさん/TAKAさん
おっしゃる通りですね。内に秘めた力の質量が創造のレベルを決めますよね。先ず人格ということになるでしょうね。その人格がレベルを決定すると思います。
AGSさん
どこまで自我を拡大するかですね。私が知っていることが全て真実ではないという前提に立って初めて自我の拡大があると思いますね。
ちさん
コンプレックスがストレスを作るってことあると思います。コンプレックスは役にも立つし、害にもなりますね。
5月18日
TAKAさん
ぼくは15年間精神世界のボヘミアンでした。その間多くの精神世界の本を読み、もう読む本がなくなるほどでした。でも絵の制作の開始と同時に、その知識は何の役にも立たず、絵を描く肉体それ自体が「私」を導いていることに気づき、如何に精神世界の幻想に振り回されていたかに気づきました。現実に立脚していない精神世界は全て幻想でした。肉体それ自体が知っている情報に耳を傾けることで、幻想を超えることを信じる「私」に立ち返ることが必要ではないでしょうかね。
さとちんさん
自然を観察することは想像(芸術)の始まりですね。目下10月15日から開催される台東区谷中のスカイ・ザ・バスハウスでの個展の制作に入っている毎日です。テーマは内緒です。言ってしまうとエネルギーが喪失してしまいますから。時には秘密は力を持ちます。
5月17日
この間文楽公演「妹背山婦女庭訓」を国立小劇場で観た。今まで文楽は食わず嫌いだったが、ここ一、二年文楽を観る機会が増えました。「妹背山婦女庭訓」は歌舞伎でも演りましたが、人間国宝のあやつる人形はさすが凄く、人形の眼と合うと「ドキッ!」としてしまいます。人間以上に血が通っている存在になります。
BBSを再開しました。楽しみにしています。勿論毎日読んでいますよ。かめがめさんの養老さんの引用「死んだらそれを心配する自分がいないんだから、考えたってムダじゃないか」という言葉ですが、ぼくはちょっと違います。自分は生きていても死んでも「いる」と考えることで生きている「今」をどう生きるかが、見えてきます。さあなたは?
5月13日
時差ボケで帰国して1週間以上にもなるのに、睡眠がメチャメチャで困った。困ったと思っていたら、3日前に夢を見た。夢の中で「子供の頃飲んでいた牛の血を飲むといい」と姿のない人が言って、近くのよく行く薬局の店内のビジョンが現れた。早速薬局に行くと「養命酒」が目に入った。牛の血と父が言っていたのはこの「養命酒」のことだとその時思った。薬局で牛の血と言ってもそんなもん過去にも薬局にはないですよ、とのこと。それで「養命酒」のパッケージを開いて中の説明書を見せてもらったら、何とかという昔の人が薬草を求めて山に入ったと言って、その人が牛の背に乗った銅像のような写真が載っていたので父はちゃんと説明も見ずに牛がいたので牛の血だといったに違いないと思って「養命酒」を買って、早速飲んだらその夜から不眠症が治ってしまったというお話です。それにしてもあの夢は?
5月9日
「インドへ」(文春文庫)が重版され17版になった。初版が1983年だから21年になる。この本が出た時に生まれた子供は現在21歳の青年だ。この間日本は大きく変わったが、インドは21年前も今も同じに思える。だからこの本を読んでインドへ今行ったとしても昨日書いた本のように思われるに違いない。
5月8日
ピカソ美術館で「ピカソ/アングル」展を見る。アングルから影響を受けたピカソ作品を、ルーブルなどから借りたアングル作品も数点、ピカソ作品と並べての展示は非常に興味深かった。ポンピドーセンターでの「ミロ」展は「ピカソ/アングル」を見たあとだったので、ミロはやはりピカソに力負けという感じを抱いた。美はやはり思考から生まれるのではなく、肉体が創るものだと思った。
5月6日
パリから帰国した。パリは寒いと聞いていたので厚手の衣服を持っていったら、結構暖かく、Tシャツの人もいるくらい。成田に着いたら寒いのに驚いた。目下時差ボケで10時間眠って、次の日は一睡もしないというパターンが続いている。ところでパリで公演をした狂言「王様と恐竜」はスーパーなしだったが理解されたようだ。言葉が通じないのでせっかくの面白いセリフは日本人だけが反応。だけどぼくの衣装(装束)にはフランスの方にも笑ってくれた。たった3日間の公演でカーテンコールの舞台でペコンと3回おじぎするためにパリに行ったというわけで、昼間は美術館周りで十分充電ができた。パリの友人、知人は公演に来てくれたので、まとめて会うことになった。作者の梅原猛氏は来年も別の狂言を持ってくると大張切り。ということは次の作品の装束も手掛けるとことになるというわけだ。日本の連休は2日しかなかったが、その間100号を1点制作した。今月29日より開催される宮崎県立美術館での個展の為の「Y字路」シリーズに加わる作品である。
知らない内に巨人の阿部が毎日のようにホームランを打っているではないか。世の中って1週間の内に変わってしまうんだなあと思った。