6月30日
 6月27日の誕生日にはお祝の言葉の葉書やプレゼントを色んな方からいただき、大変ありがとうございました。ヘレン・ケラーと同じ日です。誕生日をテーマにした作品を2点描いていますが、「6月27日の子宮内での出来事」という作品もその1点です。水族館の中で少年王者がワニと闘っていて、それを江戸川乱歩の少林少年達3人がその光景を見ていて、ヘレン・ケラーのポートレートが描かれていた作品です。「森羅万象」展のカタログか画集をお持ちの方は作品を捜してみて下さい。 
  今度オリジナルグッズのひとつとして”YOKOO PINKY”なるフィギュアを作りました。1960年代に大量 (?)に制作したピンク・ガールのシリーズの中で空を飛んでいる女性がモデルになっていて、ぬ いぐるみも作りました。ちょっとエロティックで可愛いです。教徒国立近代美術館の個展と同時に発売ですが、インターネットでも販売されます。ART GOODSにアクセスしてみてください。因にぼくはまだ一度もこの欄を見ていません。ぼくが見るのはBBSだけです。それと横尾郵便局かな。

6月23日
 日曜日は東京ドームで巨人VS阪神の最悪の試合を見てしまいました。6、7回と河本が三者凡退で押さえて、見事なピッチングをしていたのに、いつもの原のパターンで8回に一挙10点も入れられ、新聞も継投ピッチャーの不調を挙げているが、元を正せば原のワンパターンが、目の前の現実(河本の好調)を無視して頭での継投策をとった為の大失敗でした。今季の巨人の負けはこの種の原の通 念が原因で、もう今年は巨人の応援を止めた!阪神に優勝してもらって関西の経済効果 のオコボレを東京で待つという考えに切りかえるしかないでしょう。

6月22日
 最近の美術館の催しは、10万、20万、30万と観客動員を目的にした展覧会の方向にあるのが嘆かわしいです。人が入れば美術でなくてもいいと言うわけです。学芸員がそう思っているのではなく、別 のところから圧力が掛かるわけで、美術館の目的も機能もこれじゃあ死んだも同然です。ぼくがこれ以上言わなくとも、如何に問題が重大なことがわかりますよね。

6月21日
 この間世田谷文学館で小学生対象にポスターを作るワークショップを持ちました。それが誰も彼もが同じような作品で、こりゃー一体どーなってんの?と思ったほどです。創作まで格一化されてしまっているという訳です。着ている洋服もオシャレはいいんですが、どことなく格一化されているし、まあいいか。
 それにしても、もっと一人一人が顔が違うように、絵も違うべきですよね。多分学校では子供がはみ出すのを恐れているようです。美術ははみ出すための教育だというのに。

6月20日
 やっとオフィスが引っ越しして、翌日から仕事を始めています。ぼくは元のアトリエに戻ってやっと落ちついて制作ができそうです。
だけどまだアトリエの電話がまだ入っていないので、その点便利が悪いですね。携帯電話が嫌いなので持たないけれど、相手が持ってくれているのは大変便利がいいですね。だからよほど重要な時でないと電話をしないことにしています。携帯を持つと大したことがなくても電話が掛かりそうじゃないですか。人と関わらない時間をできるだけ沢山持ちたいですからね。

6月13日
 最近歴史的な展覧会などのポスターの依頼が多いです。「新三国志」、宝塚の「春麗の淡き光に」、「不滅の剣豪3人展」、「新迸組」、それから「○○○」(これはまだ内証)。時代の傾向でしょうか。それから間もなくサクラ大戦、帝国歌劇団の「新宝島」のポスターが街に張られます。

6月12日
 京都国立近代美術館の個展の為にオリジナルTシャツを3点作りました。今までの日記帳から面 白いページを見開きでそのままカラーで刷ったものです。ちょっと変わった作品になりました。他にART PLANET.Yの文字だけのTシャツもできました。ネットで紹介しています。またこの個展の為のオリジナル(宣伝用ではない)ポスターはケッサクです。「お笑い系」のポスターです。

6月11日
 引っ越しは今度の日曜日ですが、先日の日曜日アトリエの絵の用意がすっかり片付けられたので1週間絵の描けない状態になりました。これはきっとストレスを生みそうです。絵さえ描いていればストレスがないというのに。こういう時は絵のアイディアでも考えたり、読書でもしますか。

6月10日
 一昨日、かつて入院した病院の整形外科の先生に足を診てもらいました、そしたらもう治っているようなことをいわれました。すると不思議、不思議その場で歩けるようになりました。その時肉体は意志であることを悟りました。以前にも半年位 歩けないことがあり、やはり病院で診てもらった結果、完治しているといわれ、帰りにスタコラ、スタコラと歩いて帰ったことがあります。これも治っていると意志が判断したからです。病は気からといいますがその通 りですね。

6月5日
 
京都国立近代美術館での個展(7月8日〜8月17日)のタイトルが決まりました。
「横尾 by ヨコオ」描くことの悦楽ーイメージの遍歴と再生 
過去37年間、現在まで制作した絵画(一部、版画・ポスターも含む)の中から共通 のモチーフを平置して見せる展覧会です。
新作は小品ですが27点ほど加わります。
ひとつのモチーフによる異なった表現、時には同一表現による複製(印刷ではありません)もあります。
全体にコンセプチュアルな面が強調されています。

6月4日

 ファンクラブYoYoの解散理由は事務関係の人手が足りないとか、資金難とか、まあ色々の理由によるものです。ファンクラブを組織したのは横尾自身ではないので、今度についてははっきりしたことがわかりません。多分今回の版画プレゼントを最後に再組織はないと思います。
 京都国立近代美術館の個展のタイトルは間もなく決定されます。目下学芸委員の方による展示とカタログのコンセプトが進行している最中だと思います。どういうデザインになるかぼくは知りませんが、学芸員とデザイナーが結構楽しんで「遊んでいる」みたいです。 
 夏休みを利用して京都見物のついでに、いや個展のつでに京都見物をしてみてください。
 糸井重里さんの「ほぼ日」 での親についての座談会が大変評判になっているそうです。のぞいて見ては如何でしょうか。