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山下裕二さん(美術史家)

 先日はごちそうさまでした。椿のトンカツ、衣の食感がなんとも良いですね。トマトも美味しかったです。翌日、資生堂から「WORD」誌が届き、横尾さんの講演録を読みました。Y字路百点の展覧会、早く見たいです。また機会がありましたら、ご一緒したいものです。奥様にも宜しくお伝え下さい。

 

藤井亜紀さん(東京都現代美術館学芸員)

 お元気でいらっしゃいますか?『捨てるVS拾う』ありがとうございました。きもちにひっかかったものをすこしあげてみます。
「!」は「森羅万象VS前近代」
「?」は「蛍光ピンクVS黒こんにゃく」
個人的な「!」は「見るVS考える」です。
もっともっとみないと!!
「ポークジンジャーVSポークソテー」には笑ってしまいました。
レストランでよくめしあがっていた姿がおもいうかびます。 ただいまこちらは、お借りした作品をお返しに上がる旅の途中です。今日は北原さんと澁澤さんのお宅にうかがいました。まさに「A LA MASION DE M, CIVESAWA」です。ピンクの女たちは36年ぶり?に一同に会して、美術館ではかしましいばかりの大さわぎでしたが、それぞれのお宅ではまた日常の居場所に戻っていくようです。展覧会がおわっても、まだなんとなくおわった気がしないのは、ずいぶんといろいろなことが、体に残っているからでしょうか?また、おもしろいお話をうかがいたく、お目にかかる機会がめぐってくるよう望んでおります。まだまだ寒さきびしい折、どうぞお体ご自愛下さいませ。梅の咲く鎌倉にて。

 

本江邦夫さん(美術評論家)

 入院されたという話をきき心配していたのですが、わりと(?)元気そうなので安心しました。きっと大がかりな個展がつづいたのでストレスもあったのでしょうね。
 わたくしも年のせい―いやまさに気のせいで、ときおり胸とか背中に不快な感じがあったりします。そういうときはひたすらじっとしています。医者に説明するのも大変だし、説明をこころみてもはっきりとした症状もないのでまったく相手にされません。
 ここのところ議論して少し激するとすぐに血圧が上がるようになり弱っております。医者の指示で目下のところ漢方を飲み、ひたすら心を平静に保つようにしています。
 先日の総合指導日―学生たちの作品にはかなり不満が残りました。こと芸術においては(少なくともわが国では)タイトルの取得と芸術性とはなかなか一致しないようです。ゆっくり静養してまた元気なお顔を見せて下さい。お元気で。

 

椹木野依さん(美術評論家)

寒中お見舞い申し上げます。
先日は著書『捨てるVS拾う』をお送りいただき有難うございます。
大変楽しく拝見いたしました。

 

南 雄介さん(東京都現代美術館学芸員)#1

「森羅万象」展東北、北海道作品返却の旅に来ています。ちょっと「日本幻景」ぽいかな、と思ったのですが、いかがでしょう。旅路は高速道路ばかりなので、こんな景色が見られるわけではないのですが・・・。またお便りします
南 雄介拝
2003,2,8

 

#2
八戸の港で、夜行フェリーの出発時間を待ちながら書いています。今日は、三沢の寺山修司記念館に「かざぐるま」をお返ししてきました。5年前に建った記念館は、抽出しの中に仕込まれた資料をカイチュウデントウで一つ一つ照らしながら見ていく展示で、一日いても楽しめそうでした。横尾さんのインタビューも流れていましたよ。途中の高速は浄法寺も通りましたが、瀬戸内先生のお寺は見逃してしまいました。残念! 南拝
2003,2,8

 

#3
昨日の朝、苫小牧の埠頭に着いてから、札幌、旭川、富良野、狩勝峠から帯広、釧路、と、ほとんど一日中、トラックに乗っていました。さすがに北海道は広いですね。道が真直に伸びていて、まわりは真白です。人工衛星からも冬の北海道をみたら、白い菱形の島に見えるのだろうな、と想像しました。それと
も流氷とかもあるので、海も白いのでしょうか・・・2003,2,10

 

#4
4日間のトラックの旅〜「森羅万象」展返却を終えて、飛行機に乗りました。(この絵葉書のヒコーキは見たことがありません。今乗っているのも違います)。横尾さんのデザインのヒコーキがあれば楽しいと思います。どこかの航空会社が企画してくれないでしょうか、(それとも、あれだけたくさん飛行機が落ちている絵を描いていらっしゃるから、無理でしょうか?)。東京に戻ったらまたおたずねしますね。2003,2,10
機上にて、南 雄介拝

 

酒井忠康さん(美術評論家)

立春大吉
おもしろいご本を頂戴して、カバンに入れて歩いています。深く考えたりすると、サテ?となって、なかなか自分の立場は肯定的か否定的か判断がつかないことが多い。でも「つぶあん」は肯定。かなり横尾さん側です。テレビ番組でやったら面 白いと思うネ。
とにかくお礼にかえて一寸。
お元気で御活躍を。草々

 

山下裕二さん(美術史家)

 お葉書ありがとうございました。家宝にいたします。顔面キュビスム、たいへんですね。展覧会のお疲れがたまっていたのでは・・・・・
朝日の「回顧」、私以外が選んでいないのが不思議でした。
きっと重なると思っていたのですが。いま学生のレポートの採点をしていますが、横尾さんについて書いた学生がたくさんいます。
学生は正直に反応します。お体大切に。とんかつ楽しみです。

 

アンヌ・ゴッソさん Annne Gossot (美術評論家)

 Yokoo様。新年おめでとうございます。今後とも宜しくおねがいいたします。
絵葉書は2002年にかけて集めてきた物です。
記念としてお送りさせていただきます。
 

 

永井一正さん(グラフィックデザイナー)

 今年は寒い冬で風邪を引いたりしていますが横尾さんはお元気ですか。
この度は貴著「捨てるVS拾う」を頂戴しありがとうございます。
よくこれだけ沢山の相対的な言葉を思いつかれたものと感嘆しております。
これ等の肯定と否定によって横尾さんの思想や美学が見事に浮上するのはとても刺激的ですね。本当にいつもありがとうございます。

 

及川道比古さん(平凡社新書編集部) 

・ このたびはご著書『捨てるVS拾う』をありがとうございます。担当のNHK出版に林さんにもお伝えしましたが、よくこれだけ組合わせを作ったものだと驚きました。また「明恵上人とゴッホ」を耳を切った人として対比されるなど、新鮮な発見でした。これからゆっくりと拝読させていただきます。・ 話は変わりますが、昨年7月に刊行しました『横尾流現代美術』(平凡社新書)は、おかげ様で、
「横尾さんの芸術観がよくわかる」と好評でした。続きまして『横尾流ポスター論』を是非お願いします。寒さ厳しき折ですが、ご健康をお祈りいたします。 03,2,6

 

大浦みずきさん(ミュージカルスター/元宝塚トップスター)

 大変ご無沙汰しておりまして・・・・・体調はいかがですか。
おはがきを頂きまして、すっごく嬉しく、ルンルンしてしまいました。
あーお会いしたいなあー!
今私は、ニセ宝塚みたいな舞台の稽古中で、若いお嬢さん達に交じって歌ったり躍ったりしています。これを見ると、私の宝塚時代の片鱗が見られるこま知れません。もしお時間がございますればいらして下さいませ。
よる年波、腰痛と戦いつつ、ふんばっています。
なんかおはがき戴いてから毎日読んでいる私です。
ではまたお目にかかれる日を楽しみに・・・・・大浦でした。

大浦みずきさんからは封書のお手紙の為文章のみとさせていただきます。

 

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