01 02


From 三浦良一さん

Subject: レターフロムアブロードです


静かだなあ 涼しいなあ北極熊も暑気払いこんにちは。
ここはマンハッタンのセントラルパークの動物園。
私は北極から来た白熊。毎日子供たちがたくさん来ます。
私が水に飛び込んではキャー、岩でひっくりかえってはキャーと、それは賑やかです。
でも水中は静か。私はここが好きです。
ヒンヤリして故郷を思い出しますから。
でも、氷山じゃないんですね、コレ・・・。 
北極熊も暑気払いのようです・・・。

(写真・三浦良一、「週刊NY生活」http://www.info-fresh.com/nyseikatsu 発行人)

 

From 三浦良一さん

?MoMA風味の珈琲いかがですか?


 We are happy to serve youと書かれたニューヨーク名物コーヒー用紙コップを模した陶器製カップがニューヨーク近代美術館(MoMA)で発売開始されて以来、12ドルと高額にも関わらず、すでに4000個を売る人気商品になっています。入荷するや、すぐに売切れてしまうというギリシャ風デザインが施されたこのカップは、市内に点在するデリでコーヒーを注文すると注いでくれるごくありふれた紙コップのデザインそのままの陶器製カップですが、そこがウケたらしいのです。同カップを製造しているのは紙コップと同じスイートハート・カップ社。う〜ん、アートな香り―。


(写真・三浦良一、日本語新聞、週刊NY生活・発行人)

 

From 三浦良一さん

Subject: ゾウさんの鼻にタッチ
お鼻にタッチ
ゾウさん ゾウさんお鼻が長いのね
パンツはいててもウンチするのね
あたちといっちょねオトモダチ
オハナタッチ

柄物パンツをはいた象の彫刻が5番街59丁目付近のセントラルパーク入口に出現しました。
これは、8日からニューヨークで始まったジャパン・ソサエティー主催による
「リトルボーイ/爆発する日本のサブカルチャー」展に出展した日本人アーティスト、坂知夏氏の公共作品で、街行くニューヨーカーや子供の人気者のようです。
(写真・三浦良一、「週刊NY生活」発行人)

 

From SHOKO SAN

ロンドン通信・番外編
Hello from Seijo!
私は今、横尾先生の事務所にいます。
大学がイースター休みの間、日本に戻ってきて先生の元で勉強させて頂いています。
今回は先生が絵を描かれているお姿は拝見出来ませんでしたが、ここでは沢山のこと を学ばせて頂いています。
先生はお仕事の合間に、楽しいお話を沢山して下さるのですが、先生のお話を聞いて いると、小説を読んでいる時、頭の中でイメージが鮮明に浮かぶ時のような、「次は どうなるんだろう?」とワクワクするような、その世界に完全に引き込まれるような お話のされ方をされるので、気が付くと私はもちろん、事務所の方々皆先生のお話に夢中になっています。とくに、現実のような、夢のような、不思議な(でも現実の)お話を聞いたあとは、本当に幻を見ているような気持ちになるのです。ほんとうに、不思議な力を沢山持った、先生です。
つづく。。。

(写真)着てきたTシャツが偶然おそろいでしたので、記念撮影。

 

From SHOKO SAN

ファッション情報

昨年末、カジュアル&シンプルなデザインとチープな値段でロンドンの若者に大人気のブランド「H&M」(スウェーデン初)が、1シーズン限定で、シャネルやフェンディで有名なカール・ラガーフェルドを特別デザイナーとして起用していました。
H&Mの為にデザインされた、ドレスやスーツはとってもエレガント!
その上、カール自身が描いた自画像(イラスト)がウィンドウ・ディスプレーにマネキンとして使われていたり、ユニークなキャンペーンでした。

※「H&M」はまだ日本未入荷だと思うのですが、その他TOPSHOP(これもまた、London fashionのトレンドを全ておさえたデザインで人気のファッション巨大ショップ)が遂に近日、日本上陸するらしいです。(口コミ情報。ラフォーレ原宿に入るというウワサ?!)

 

From 三浦良一さん

胸パッチポケット付きブレザーが復活
Jプレスが、オリジナル回帰作第一弾 紺ブレザーといえば3つボタン段返りナチュラルショルダーがトラッドなスタイルの定番。
カジュアルなジャケットなので、米国では別名スポーツコートとも呼ばれて揃いのエンブレムなどを付けてスポーツクラブのユニフォームやジャケットとして使われることが多い。しかし、ここ10数年、どこの服飾メーカーもパッチポケット型を作らなくなってしまったので最近は、まず見かけることがなくなってしまった。

そんな昨今、「ブレザーは、やはりパッチポケットでなくては」というこだわり派のクラッシックなスタイルを復活させたのがメンズショップの老舗、Jプレス(東44丁目7番地、電話212・687・7642)だ。
ボタンダウンのワイシャツなど戦後米東部アイビーリーグの大学生の間で親しまれ、米国のビジネススーツの基本となったスタイルを頑に守っているのがこの店だ。
日本でも60年代70年代にアイビールックと称してVANジャケットが一時代を築いたこのファッション、軒を並べるブルックス・ブラザースとこのJプレスがモデルとなった。読者の中にも学生時代夢中になった人も多いのではないだろうか。

今回の「パッチポケット型ブレザー復活」を企画したのはJプレス商品担当の木下博靖さん(47)。大手服飾メーカーでの長い滞米経験を生かして製品開発に関わっている。今回の紺ブレザー・パッチポケット型(定価345ドル)は、彼が進める「Jプレス・オリジナル回帰シリーズ第一弾」。トロピカル・ウールという生地で肩の線も自然に出せたのが自慢だ。ノーフォーク・ジャケットやCPOジャケットなども復活させたいという。また、店長のデービッド・ワイルダーさんが「今年は、夏場に向けたマドラス・ジャケット(345ドル)も豊富に揃えましたよ」と紹介してくれた。
同店では、本紙を持ってきたり、「週刊NY生活を見た」と言ってここに紹介するパッチポケット型紺ブレーを購入した人に、もれなくNY店オリジナルのシルクの胸ポケットチーフをプレゼントしてくれるそうだ。60年代の声が聞こえてきそう。
「スカっといこうぜ!」と若大将気分。


●(本記事および写真の無断転載を禁じます。
ニューヨーク生活プレス社/info@nyseikatsu.com)

 

From 神津 善之介さん

横尾忠則 さま
お元気ですか?
最近、成城のコーヒー屋には行ってらっしゃいますか?
コーヒー屋の親父が寂しがっているらしいですよ。
僕は4月頭に新宿の伊勢丹での個展を控え、制作に追われせっぱ詰まっていますが、ついつい現実逃避でマドリードから360キロほど離れたビルバオという街のグッゲンハイム美術館に行って来ました。
グッゲンハイムではミケランジェロのデッサン展とイヴ・クライン展を開いていました。どちらも僕の好きな作家なので、この不思議で嬉しい組み合わせを楽しんできました。横尾さんはイブ・クラインをどう見ていらっしゃいますか?僕は彼の青が好きです。そして帰りには、またまた僕の好きなチリダの美術館に寄って彼の彫刻を見てきました。緑の広い公園みたいな美術館にぽつんぽつんと並ぶ彼の作品は、自然と調和していてとても優しい気持ちになれました。今は再びアトリエの現実に戻り、こ旅行で少しやる気を持ち直して、制作の仕上げに取り組んでいます。
また帰国したら、横尾さんの所に遊びに行きますので、是非蕎麦屋とコーヒー屋にお付き合い下さい。

 

From 神津 善之介さん

Subject: お元気ですか?神津善之介です。

横尾忠則 様
お元気でいらっしゃいますでしょうか?
随分とメールを無精してしまい、申し訳ありませんでした。
最近はたまに、横尾さんはうちの父親と午後のお茶をしていらっしゃるそうですね?
電話で父が楽しそうに、横尾さんとの会話を聞かしてくれました。
僕も此方(スペイン)での絵の制作に煮詰まってくると、 あぁ横尾さんと蕎麦屋に行きてぇなぁ、と無性に思います。 さて、最近の此方の情報を送らせていただきます。

「2月のマドリードの大きな行事と言えば、カーニバルとアルコです。カーニバルはキリストの聖週間が始まる約40日前にある行事で、みな仮装して街を歩き回ると言うものです。アメリカや日本で言うハロウィンみたいなものです。スペインで一番派手なカーニバルはカナリアス諸島のものですが、マドリードも仮装行進は割と大きくにぎわいます。しかしブラジルのリオや、イタリアのベニスなどと比べると本当にちゃちな感じなのですが・・・。
そして絵描きの僕にとっては、やはりアルコが大きな行事です。アルコとはバーセル、ドキュメントに次ぐ、ヨロッパのとても大きなアートフェアーの名前です。これがマドリードで1週間に渡り行われます。このアートフェアーは販売というよりも、世界の画廊たちによるプレゼン広告みたいな役目の方が大きく、それぞれの画廊がいかに面白くて斬新なアーティストを扱っているか、を見せ合うためのような場になっています。ですからピカソ、ゴーギャン、ウォーホールという近代から、なかなか理解しがたい最先端のアートまで全てが集まっています。見ていてとても面白く、勉強にもなるのですが、僕の場合はあまり自分の絵に対する考えと照らし合わせながら見てしまうと、その後自分の絵に支障を来すので、僕はいつも傍観すると言った構えで見ています。何にせよ、自分が入り込みすぎなければ、こういうお祭りは大変面白いものです。また、僕のマヨルカ時代同級生らが、今ではそれぞれの画廊のメインの画家としてアルコに参加しています。久しぶりの再会もあり、今年のアルコはとても良いものになりました。」 神津 善之介

 

From 三浦良一さん

太陽光線透かし
黄金の門に春風


セントラルパークに12日出現した7500個のオレンジ色の門と垂れ幕。大掛かりな梱包(こんぽう)芸術で知られるクリスト&ジャンヌクロードさんの作品『ザ・ゲーツ(門)』です。公園内の遊歩道に約4メートル間隔で設置されたインスタレーション。たなびくナイロンのカーテンがマンハッタンのビルを吹き抜けてきた風にあおられてふくらんだり、たなびいたり。太陽光線が布を通過する角度によって色が赤や黄金に変化して楽しいです。今月27日までやっているそうです。
(三浦良一、週刊NY生活 発行人)

 

From 三浦良一さん

こんにちは。

今週の1面は05-06秋冬NYコレクションの写真をどかんとレイアウトです。この写真も、思えば、土曜日の朝、グラセン駅で、ひとりで朝ご飯を食べていて、「ああ、そうだ、図書館の隣の公園で、ファッションショーやってたな〜。行けば写真撮れるかなあ・・」と急遽思い立って、会社からデジカメをピックして会場へ。
プレスの申込みはもちろんもう締切っていましたが、私はNYPDの警察プレスパスでなんとか潜り込みました。
で、カメラ席の一番いいところに陣取って撮影です?ョーは30分でおわり、なんなく1面写真ができました。これをカメラマンに頼んだりしたら、最低でも100ドルはコストがかかりますからね。カラーだからAPで買った日には350ドルは撮られます。私が自分で撮れば、タダですからね。やめられません。こんなことやって新聞作っていていいのかって思いますが、それなりに読者は楽しんでいるようです。今回は、1面がどんか感じか、一度、新聞の顔をみなさんに写真でお届けします。
(三浦良一『週刊NY生活』発行人)

 

From 三浦良一さん

NYのバレンタイン・チョコ バレンタインデーが近付くと、チョコレートの味が恋しくなる人も多いのでは?。
あげるにせよ、もらうにせよ味が肝心。マンハッタンのミッドタウンで定評ある老舗チョコ店3軒を紹介する。
ロックフェラーセンターのスケートリンクと5番街とを結ぶ短いプロムナードにあるのがスイスのチョコteusher。シャンぺン味のひと粒がトレードマーク。ウイスキーボンボンのリキュールをクリーム状にしたような味わいが渋い。緑の化粧箱も可愛い。2粒箱5ドル75セント。グランドセントラル駅とバンダービルト通りの角にあるベルギーチョコのneuhausは創業1857年。コルネットというラッパ状のチョコは4個7ドル。ミルキーなコクのある甘さ。

サックスフィフスアベニューとブロードウエー74丁目にも店舗がある。
 マジソン街52丁目と53丁目の間にあるフィフス・アベニュー・チョコレートは創業32年の生チョコ店。JALやANAの機内でも出され、日本人好みの甘さ控えめの生チョコ。なめらかなミクロの粒子が口に広がる。どれも味は★★★★だ。
(三浦良一 『週刊NY生活』発行人、写真も)

お立ち寄りの際にはぜひ足をお店にお運びください。私は記事を書くために、1個ずつどれも一応試食しました。コメントは上記の通りですが、特に甘いものが好きではない私でも、ふう〜ん、うまいじゃん、と思ってしまったことは確かです。

・teuscher
620 Fifth Avenue
TEL (212)246-4416
(ロックフェラーセンタープロムナード表通り)=写真
・neuhaus
460 Grand Central Terminal
TEL(212)972-3740
(42丁目とバンダービルトの駅ビル内1階角)
・5th Avenue Chocolatiere
510 Madison avenue
TEL(212)935-5454
(マジソン街52と53丁目間)

 

From 三浦良一さん

雪ニモ負ケズ 

いやー、しかし、寒いです私なんか、こーして、雪の中でも毎日車の留守番させられてるわけですけど、夜なんかは、車もいなくなって、寂しさが一層増して、身も心も冷え冷えですよ
こんな雪がしんしんと降る日なんかは逆に気持ちは、ぱーっと賑やかにやりたいもんですがそうもいきません。
わけの分らない電線は巻き付いてくるしなんなんでしょうねえ、これはいったい。21日からニューヨーク地方は、この冬一番の大雪。列車も一部運休、気温も摂氏でいうなら氷点下25度を記録したそうでメーターも、氷りつきますが、まあハートだけは熱く、なんでしょうか―。
(パーキング.メーターの独り言)
(写真.三浦良一、週刊NY生活 発行人) 

 

From 三浦良一さん

荒木経惟の映画NYで試写会 
アメリカ人映画監督が東京で一か月間、写真家・荒木経惟に密着同行取材して、その仕事ぶりをドキュメント映画にまとめた『アラキメンタリ』が、今月21日から1週間、マンハッタンのアジア系映画専門上映館「ザ・イマジンアジアン」(ニューヨーク市内東59丁目239番地、2番街と3番街の間、電話212・371・6682)で上映される。
映像からは、350冊以上もの写真集を発行し、日本を代表する現代写真家の一人として活躍する同氏の素顔の仕事現場風景やビートたけし、森山大道らのコメントを挿入しながら、天才アラーキーと呼ばれる怪物写真家の過去と現在が撮影と同時進行で本人の口から語られ、アルバムなどを引っ張り出してきて紹介される。
ここ数十年はSM緊縛写真ばかりが世に出てその世界の写真の大家みたいに思われているフシもあるが、電通勤務時代から向島の少年たちを写して1964年の太陽賞を受賞した写真集『さっちん』や、70年代に漫画雑誌ガロでデビューを飾った『浪曼写眞』時代の「70年代の女たち」、誰よりも愛した今は亡き妻陽子さんを写した写真など、「顔」を写すことで人間のセンチメンタリズムを追求してきたアラーキイズムの高い芸術性をていねいに伝えている。さてアメリカ人に反応が楽しみだ。
映像は、どうしょうもないほどのシャイな性格で真摯に写真を愛してやまない一人の男が、シャッターを押すことでエロスという対極の面を追う自分になりきっている姿をきちんと捕えている。トラビス・クローセ監督。3月に渋谷で開催されるスラムダンス映画祭に先立つニューヨーク上映。東京でもみなさん、ぜひ見てみてください。面白いと思います。(85分、レイティングはNYの劇場が勝手にR指定しました)。
(週刊NY生活、発行人 三浦良一)

 

From 神津 善之介さん

横尾忠則 様

今日はどうもありがとうございました。今日もまた楽しく、勉強になった日でした。大変遅れましたが、横尾さんとの「通信欄」のコメントを送ります。

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1−クリスマスと正月:
12月に入ると悩むことがあります。年末をスペインで過ごすか、もしくは日本で過ごすか、と言うことです。仕事(個展)の予定が入っているときはその国で過ごすことになりますが、予定が入っていないときは大変悩んでしまいます。クリスマスはやはりキリスト教の国で過ごす方が趣がある。けれど大晦日と正月は日本の方が断然楽しい。冬が好きな僕には難しい問題なのです。
ヨーロッパのクリスマスの雰囲気は日本のそれと違い、コマーシャリズムの前に、風習であったり信仰心がまずあります。だから美しいイルミネーションの奥に重みがあるような気がします。またイルミネーションで照らされる町並みは色も形も統一されているので、バックが光りの形や色彩を邪魔しない。僕はクリスマスはヨーロッパで過ごしたいと思うのです。ただしヨーロッパではクリスマスは家族と過ごすものとされているで、僕みたいな外国人は少し寂しいおもいもします。でもそんなことを忘れさせてくれるような美しさがクリスマスのヨーロッパの街にはあります。また大きな都市ではなく、小さな村のクリスマスも趣があって僕は好きです。
大晦日の夜は、スペインでは市役所の前に集まり、1月1日になった瞬間に12回鳴る市役所の鐘に合わせ12粒のブドウを食べます。
それが12回の鐘と同時に食べ終われると、その年も一年健康でいられるという言い伝えがあるからです。
その習慣はとても面白いものなのですが、僕はやはり日本の正月が好きです。大晦日に家族でテレビを見て、それから初詣に出かけ「寒いねぇ」と言い合いながらお寺の凄い人混みの中を歩いていると、とても幸せな気持ちになります。久しぶりにみそ汁や日本茶を飲んだ時のように、ホッとした気分とワクワクした気分が混ざったような気持ちになります。


2−プラド美術館
僕の住むマドリードにはプラドという美術館があります。具象の絵を描く僕にとって、そこは素晴らしいお手本の宝庫です。「目というものはどう描くのだろう」と思ったときはそこへ行き、ベラスケスやデューラー、ヴァン・ダイクなど、偉大なマスター達の描く目を勉強して帰ってきます。普段、そこは18世紀までの絵しか置いていません。けれど今、プラドでは「ベラスケスからピカソまで:人物画展」と言うものをやっています。ベラスケスと、ベラスケスに影響を受けたピカソの絵が並ぶというのは、とても面白い展覧会だと思います。また若い頃に描いていた、ジョアン・ミロの人物なんていうとても興味深いものもあります。ここ2,3年前からプラドはフェルメールとベラスケスを並べたり、ゴヤとマネを比較したりと、とても面白い企画展を発表しています。僕はこの美術館のキューレーターの発想や、思い切りの良さ、
そしてそれを可能にしてしまう美術館自体の力、所蔵作品の豊富さに、改めて感動させられます。そんな時、それをキャンバスの上で簡単にやってのけている横尾さんの絵を思い出します。そして「スゲェーなぁー」って思うのです。


3−蕎麦屋:
今年の年越しは日本で過ごすことにしました。日本に帰ると僕が必ず最初に寄る店があります。そこは実家の近所の蕎麦屋です。僕が生まれてからずっと食べている蕎麦屋です。向こう(スペイン)に住んでいて無性に食べたくなるのもここの蕎麦です。そこはなんてことない普通な造りの蕎麦屋です。けれどここの蕎麦はもの凄く旨い。僕はもう軽い中毒症状にかかっています。そこでよくお会いするのが横尾さんです。僕は、多分横尾さんも同じ症状のなのだろう、と思っています。他にも小澤征爾さんや大江健三郎さんなど、凄い人たちが普通にいます。そこではみんな静かに、店のお姉さんと天気の話かなんかをしながら蕎麦を啜っています。
本当になんてことない店です。僕はなによりそこの味が好きなのですが、それと同じくらいにその店の豪華なのになんか地味な、そんな不思議な雰囲気が好きなのかも知れません。僕はそこで学んだ事があります。それはトップを走る人はみんな謙虚だと言うことです。この冬、僕は何度も「今日は横尾さんいるかな?」と楽しみに思いながら店の扉を開けることになります。初めての回なので、字数も内容も上手くまとまりませんでした。すみません。適当に切ったり、省いたりして下さって結構です。また次回への要望がありましたら、おっしゃって下さい。宜しくお願いいたします。 神津 善之介

 

From 三浦良一さん

Subject: おしりの大きいマネキンがNYで人気に・・・

ニューヨークの服飾店に軒並み、丸い大きな「おしり」を持つ新型マネキンが登場してファッション関係者の間で話題となっています。
顧客や店側からの評判も良いようで、売り上げ増加にもつながっているそうです。
セクシーで豊満な姿態を持つジェニファー・ロペスやビヨンセのような著名人の影響もあるとみられ、マネキンのデザイナーたちは「やせ細ったモデルの流行はもう終わった。これは断然、トレンド」とみています
。ヒップを強調する服を扱う店舗やメーカーからの注文を受けて作ったもので、びったりとした股上の浅いローライズ・ジーンズをはいたマネキンが主流の中にあって、これらのマネキンは真の女性の美しさ、ジェンダーを際立たせた様式美とも受け取れます。

この新しいタイプのマネキンを2年ほど前から店舗に導入している服飾メーカー、
「EckoRed」はそれ以降、売り上げを3倍に伸ばしているというからすごいものです。
流行を受け、ほかのマネキン製造会社も相次いで新タイプのマネキン開発を開始。
妊婦服や大きなサイズの服などに適した大きなマネキンも研究、製造されているそうです。

五番街50丁目のバナナリパブリックのショーウインドーには、書架から本を取る女性の後ろ姿を切り取ったシーンをディスプレーしています。
街行く人の目を引いているようです。なんとなく和むと思ったら、そういう理由があったことを後で知りました。で、写真も撮ってまいりました。
(三浦良一 、「週刊NY生活」発行人)

 

From 三浦良一さん

Subject : 宮本亜門氏、NYタイムズの酷評にまけず頑張るそうです。


ブロードウエーで『太平洋序曲』のミュージカルを上演中の宮本亜門さんに、ニュー ヨークタイムズの舞台批評が載ったあとで、感想を聞いてみました。

●どうですか?調子は。
「日本からの風、ブロードウエーの風に吹き飛ばされないように足をしっかりふんばっている感じかな。台風の中にいるような気分です。いろんな批評が出る中でNYタイムズは影響力が大きいのは分かっています。今日(7日)、ジョン・ワイドマン(劇作家・本作の脚本家)から電話があって、「アモンもこれでお客さん扱いじゃなくなっ たね。ウエルカム・トゥ・ザ・ブロードウエー」って言われましたよ。タイムズの記者も批評家も2年前のリンカーンセンターをみんな見てるんですよ。だから良くも悪くも励ましの記事だと思ってますよボクは。
天井の星条旗の出し方や水面が見えないとか、劇場(スタジオ54)が決まった時からこちらは劇場の規模や設備はノーチョイスですからね。
あと、日本人が日本人の役を前回やってしまっているということが、俳優たちにとって大きなハードルになっていたようですが、彼らも、ものすごい努力をしている。 
同時テロ前の2年前の公演とイラク戦争やってる今とではテーマが近過ぎる、だからこそやりたいっていう気持ちがある。どこに感情移入するかについてジョンとも何度も話し合った。万次郎と香山の場面(写真上の登場人物)でアイデンティティーが交差する内面をもっと描くとか。でも彼は「時代というのは、歴史の出来事がパイの皮のように一枚一枚重なっているようなスケッチ」という。私はあえてその原作の面白さに挑戦してみた訳です。幕が開いてまだ先がある。夢が叶ったなんてものじゃない。そんなこと言ってるうちはまだ甘いんですよね。いよいよ、私の次の門(ネクスト)が来たって感じです」。 (三浦良一)


写真は、太平洋序曲を上演しているスタジオ54と舞台批評を掲載したNYタイムズ紙


(写真・三浦良一、「週刊NY生活」発行人)

 

From SHOKO SAN

10th Dec 04
横尾先生は、以前は毎月ロンドンに来られて洋服等のお買い物を楽しんでおられたそうです。ロンドンファッションは、老若男女問わず見ているだけで本当に刺激的!今日は、カムデン・マーケットに行ってきました。(写真右は、マーケット内におかれていたトナカイのオブジェ)

「エッ!毎月じゃないよーあの頃はよく海外に出掛けていたので、そうね、ロンドンは年1回位でその都度キングスロードで洋服をよく買っていたなあー」(横尾忠則)

8th Dec 04
ロンドンの街は今、クリスマス1色です。今日はstarbucks coffeeの中で、子供達がクリスマスソングを歌っていました。

 

From 三浦良一さん

横尾忠則様
御無沙汰しております。ニュ−ヨークは近代美術館がまた53丁目に戻ってきています。
少し、人が少なくなってから、落ち着いて観に行こうと思います。
昨日は、宮本亜門さんの『太平洋序曲』を観てきました。
2年前にリンカーンセンターでやった日本語バージョンと違い、今回はブロードウエーで英語バージョンでやっているのでアメリカ人にも分かりやすいと思いますが、しかし、ペリー提督の浦賀来航と開国の、西洋と東洋の全く異なる文化の衝突と、以後150年の交流にからめての舞台は、なかなか実験的でもあり、どのような評価が下るのか、今日からの本公演の米国での評判など楽しみです。

三浦良一さん
ニューヨーク生活プレス社「週刊NY生活」発行人

 

From SHOKO SAN

5th Dec 04
初めまして!Londonから、日常発見した小さな出来事をお伝えさせて頂くことになりました。どうぞ宜しくお願い致します。
まず初めは、Londonを象徴する二階建てバスに関する悲しいお知らせです。写真左上にある様な、好きな場所で好きな時に乗り降り出来るRoutemaster busと呼ばれるこのバスが、次々と排除されることになりました。もう既に、何台かのこのタイプのバスはLondonから徐々に姿を消しています。Londonバスにはいくつかのタイプがあって、2階建てでも前にあるドアが開いて乗車できるもの、2台のバスが繋がって1台になっている長〜いバス、2階にテレビが付いているもの、など様々です。ただ、このroutemaster busは1950'sにデザインされた古いタイプで、昔のものも街の中にずっと残してきているヨーロッパであるのに、残念です。

SHOKOさん
ロンドン在住。Central St. Martins美術大学グラフィックデザイン科在学中。
2003年Canon Digital Creaters Contestグラフィック/イラスト部門ブロンズ受賞、
2004年Cecil Collins prize受賞 (UK)。

 

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